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マネージャーとして日系メーカー@イギリスで働く楽しさ大変さを伝えるブログ

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イギリス-日本 買ってよかったもの

日本とイギリスの役割の考え方の違い

 

私はR&Dで設計、開発、及びテストのマネジメント業務をしている。どのような仕事かはまた別で書こうと思う。ここでは役割においての日英での違いについて感じたことをまとめてみる。次回あたりでは管理方法の違いについてまとめようかと考えている。

 

役割は明確か

役割を語るときには、二軸ある。一つは上下関係での役割の違い。一つは部署間での役割の違い。それぞれについて考えてみる。結論から書くと役割は明確ではない。海外拠点では役割がJob Descriptionで明確に定義されていて、それを超える範囲はやらないと考えていた。日本より確かにその傾向はあるが、それでも多少であった。

 

役割構成及び仕事の切り方

上下関係での役割

当社はEngineer、Senior Engineer、Manager、General Managerという役割構成で、それぞれのポジションで求められている仕事は異なるが、海外とはいえ日系メーカーだからかやはり曖昧な部分はある。


General Manager が Managerの仕事をすることもあるし、ManagerがEngineerの仕事をすることもある。

基本的には以下の通りの区切りだ:

  1. General Manager:

    ・会社の方針に従い、部門の方針を策定する。

    ・Vice Presidentとのコミュニケーションハブ。

    ・超緊急案件に対応する。

    ・日々のマネージメントには本来は直接的に関わらない。

    ・役割を大きく超えて、ある部署に仕事を追加するかどうかを判断する。

     

  2.  Manager:

    ・General Managerに方針に従い、具体的な部署の方針を策定する。

    ・該当の仕事がその部署の仕事かどうかを判断する。あるいは自部署の仕事でなくてもサポートするかどうかを判断する。

    ・サポートする場合でも、基本的にはManger及び多少のEngineerのサポート範囲内で対応できる場合に限る。

    ・Senior Engineerから上がってきた現場レベルでは解決できず、特に他部署や他会社にサポートを依頼する必要があるような困りごとを解決する。

    ・Management方針を設計する。特に失敗の振り返りからマネジメントを変更することや、管理内容の追加(これをやると新たな管理Excelができるので嫌がられるが)

     

  3.  Senior Engineer:
    ・Daily Workの管理。
    ・Engineerからあがってきた日々の困りごとをサポートしたり、判断する。(あれが納期通りに来ない、この作業をどうやって進めればいいかわからない、等)
    ・その部署の役割を超えた仕事は単純に断る。必要に応じてManagerにエスカレする。
    ・設計・テストレビューのリード。

  4. Engineer:

    ・基本的な設計・テストの計画及び実行。

    ・設計・テストの各部署との調整。

    ・Technicianへの仕事の依頼内容のまとめ

  5. Technician:
    ・Engineerから言われたことを実行する。

 

ーーー以下、また後日追記 ーーー

上下関係での役割の違い:日英比較

部署間の役割

部署間で役割がある程度は決まっているがやはり日本より規模が小さく、曖昧なところは残る。ただ、向かってるゴールがわかりやすいため、同じ方向を向いて一体感はある。

 

部署間での役割の違い:日英比較

 

買ってよかったもの

 やはり変圧器は必須。1500Wのものにしようかと考えたが、炊飯器を連続稼働させると1500Wのものでは不安。また、炊飯器と同時に電磁調理器や電気ポットの両方を同時に稼働させるかもしれないと思い、大きめ容量を購入。また、イギリスから便利な家電を日本に持ち帰ることも考えて100V→240Vに昇圧できることも決め手。ちょっと高い。3万円ぐらいだが、これがあればほとんどの日本のものに対応できる。

 

 

ちなみにUKで似たようなものを買っても3万円ぐらいなので、日本で購入したほうが高いかもしれない。でも、イギリスは220Vなのか?調べてみても、240Vと記載があったり230Vと記載があったり、実はよく分かっていない。また、今度調べてみよう。 

 

 

 

番外編:フランス人

フランス人と仕事したことがあるが、一つ一つの仕事について、「それは私の仕事ではない」と明確に言い切る人たちが多かった。部署という軸で「後工程のことは私は知らない。私がした仕事を誰が受け取るかも知らないが、後のことは誰かに任せる。私はこのチケットをResolvedにした。」

 

オンラインやメールで依頼した時は特にこの傾向が高く、直接会って話すと意外と受け入れられることはあった。ただ、やはり基本スタンスは「私は知らない。プロジェクト全体を考えるのは私の仕事ではない」。

役割が明確であることは良いことだと思う。役割を超えて仕事をすると、本来その追加仕事がマネジメントに認知されることなく、他の人で吸収される。そうなると、優秀な人(責任感ある自分の役割を超えて仕事をする人)に仕事が集中し、ワークロード過多になるからだ。マネジメントとしてそれは避けなければならない。